パリーグは沢村賞の涌井がアウトにした数でも1位。順当といえよう。
涌井は結構出塁を許していたが、シーズンを通しての安定した成績が光った。杉内もそれに次いだが、涌井のほうが上だった。涌井、杉内、田中将、ダルビッシュとWBCで活躍した顔が並んでいる。
今季、パのMVPはダルビッシュだった。そもそも投手には沢村賞(セパで1人)、最優秀投手賞という表彰項目がある。MVPは野手に与えるのが第一義だ。そういう点でも不審が残る。その上に、ダルビッシュはSTATSでもやや足りないという印象がある。内容的には文字通り抜群だ。勝率.764は先発投手としてはMLB、NPBを通してトップだ。しかし、シーズン終盤での欠場が画竜点睛を欠いた嫌いがある。もう100アウトをとっていれば、投手のMVPもやむを得ないと思うが。
数字を見ていると、新人の攝津の働きがすばらしいことがわかる。右のセットアッパー、比較的高齢でのプロデビューという連想でOAKのジーグラーを思い出す。彼も2008年は抜群の成績だったが、2009年は通用したものの並みの成績に終わった。攝津の2010年にも注目したい。
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