最後に、長野県ベスト9をグランドに配置し、打順を決めたい。
1番はセンター聖澤。今、最も乗っているリードオフマンが、長野のトップだ。2番には上田。そして中軸は町田、中島、手塚。以下、渋い顔ぶれが並ぶ。
聖澤が出塁し、上田が送り、町田、中島が返す。長野県民には夢のシーンではないだろうか。
先発は金子千尋。以下の投手陣も地味ではあるが、信頼感の置ける顔ぶれだ。
そして彼らを率いるのは、長野県の高校出身ではないが、島岡御大しかいないだろう。
率直に言って、長野県は野球強国とは言えない。
最多安打は町田の913本、本塁打も町田の129本、打点は中島の493打点、盗塁は土屋の154。勝ち星は堀内の62勝、セーブポイントは御子柴の5.
PL学園など強豪高校一校のベスト9にも及ばないだろう。
また40年代~60年代に活躍した選手が多く、長く低迷してきた。
しかし、それだけに、何とも言えない渋い、職人肌の選手がラインナップに並んだ。味わい深いと思う。そして、その顔触れに、気鋭の現役選手を加えたのだ。
私はこの企画のために5月に長野に行ったが、その空気感とこのラインナップはぴったり一致している。
中々面白い連載が出来たと、自画自賛している次第。
機会を与えていただいた
長野ウラドオリ
さんに感謝!
信濃の国は十州に 境連ぬる国にして
そびゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し
松本 伊那 佐久 善光寺 四つの平は肥沃の地
海こそなけれもの沢に 万足らわぬ事ぞなき
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私が知らなかったことが多々、勉強させていただきました。
調べるのに膨大な時間と労力を費やされたはずです。
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