J-Sportsは、大好きな島村俊治アナの中継だった。楽しみたいと思ったのだが、岩隈の投球は不安定で、それどころではなかった。
hisashi-Iwakuma20120715




1回、球は低めに来ていたが、横のコントロールが定まらない。ストライクから入る投球ではあったのだが、1番キンズラーを歩かせ、パスボールもあって進塁(オリーボのキャッチングは良くない)。ハミルトンの1ゴロの間に得点が入った。無安打だ。

昨日今日とセーフコフィールドで野球を見ている人は、日本人はなんてコントロールがないんだ、と思ったことだろう。

体の動きは悪くなかったと思うのだが、速球のコントロールがいまいちで、軸となる(=カウントをとる)球がなかったために、全体的に散漫な印象。オリーボとの相性も良くなかったのかもしれない。

2回にも四球をだし、3回には1死二三塁でハミルトンを歩かせて、ベルトレと勝負をしたのだが、2点タイムリー。良い当たりではなかったが、三遊間が広く開いていた。

球数は減り、それなりのリズム感は出てきたように思うが、決め球がない。いつでも崩れそうなままで5回へ。
あまり曲がらない低めのスライダーをキンズラーに本塁打された。この回を0点に抑えておけば、6回QSが見えただろうが、この回で降板した。

岩隈は何が良いのか、が見えない試合だった。

ハリソンが完封。昨日のヘルナンデスのお返しだ。だらしない投球をした相手投手がいずれも日本人であることが、誠に残念だ。イチローも3タコ。いいところなし。

岩隈には、もう1回は先発のチャンスがあるだろう。2009年、WBCのキューバ戦で見せたような小気味よい投球を期待したい。

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