8日に統一球の導入でNPBの打撃がどのように変化したかを見た。打撃力=RC27は75%程度に落ち込んでいた。なかでソフトバンクだけが97%とほとんど変動がなかった。巨人阪神は60%台まで落ち込んだ。では、統一球の導入で、投手力はどのように変化したか?同様に見ていきたい。まずは、球団別。
防御率=ERA、被本塁打=HR、与四球=BB、奪三振=SO、1回に出した走者数(被安打、与四球)の平均=WHIP、投手が制御しうる被本塁打、与四球、奪三振から編み出した数値=DIPSの昨対をえんじ色で示した。

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防御率は両リーグともに75%程度に小さくなっている。打撃=RC27の数値とほぼ対応している。

被本塁打はパリーグよりセリーグの方が減少している。特に阪神、広島の被本塁打が激減している。パでは日本ハムの減少幅が大きい。横浜も三分の二に減ってはいるが、それでも117本も打たれている。

与四球は各球団ともに大きく減少している。これは統一球と言うより審判団再編の影響だろう。ストライクゾーンが広くなり、ボールをコールする回数が減っているのだ。パリーグの方が減少幅が大きい。昨年まで、パの審判の方が、ストライクゾーンが厳しかったということか。また阪神、巨人の下げ幅が小さいのが目立つ。広くなったストライクゾーンを活かすことができなかったのだ。

意外なことに、奪三振は大きく変化していない。これはストライクゾーンが広くなったために、各打者が三振することを恐れ、全般に早打ちになったということではないか。

WHIPは各チームで大差はない。DIPSは一様に向上してはいるが、各チームでばらつきがある、投手の場合、打者よりも少数の主力選手が全体に及ぼす影響が大きい。日本ハム、楽天が向上しているのは、ダルビッシュ、田中将大という傑出した投手の影響が大きいのではないかと思われる。阪神、広島は前述したとおり、被本塁打の激減が大きいと思われる。

次稿では個々の投手の昨対について見ていく。

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