MLBでは三振の記録はどうなっているか?三振の記録が公式に残されたのは1901年からだ。以後111年間の通算三振50傑。
これに大打者の記録を加えた。現役選手をえんじ色で示した。

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MLBにも三振マイスターがいる。我々がMLB中継に触れることができた1977年当時、大スターだったレジー・ジャクソンだ。彼は三振でも銭が取れる。派手なスイングだった。ミスター・オクトーバーといわれたように勝負強さで打った。投手にはもっとも怖い打者だった。




しかし上位には、現役打者が居並んでいる。今年ミネソタ・ツインズ=MINで600本塁打を打ったジム・トーミ、A-ROD、マイク・キャメロン、シーズン序盤で引退したマニー・ラミレス(復帰のうわさあり)、アダム・ダン。

過去の打者を見ると、サミー・ソーサ、マグワイアという本塁打狂想曲時代の打者と、レジー・ジャクソンと同じ70年代の打者が多い。この時代も圧倒的な打高時代だった。

この表を見ると、NPB同様、MLBも三振を恐れない時代に入っていることがわかる。三振が多そうに見えないアブレイユやジーターが入っているのも興味深い。

欄外、大打者の三振記録を見る。ベーブ・ルースはレジー・ジャクソンの半分しか三振をしていない。
野球は当時とは確かに変質しているのだ。

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