昨年、4人の投手が規定投球回数に達し、中日に次ぐ投手陣を擁していたヤクルトだが、今季は村中、由規の2人が故障で離脱。しかし、中継ぎ、抑えが踏ん張った。
各STATSのセリーグ6球団での順位、各数値の昨対を入れた。

Yakult-2011-Pitch





館山は、ある時期までセリーグNo.1の先発投手だった。8月以降調子を落としたが、それでも一線級の成績を残す。石川はまるで統一球の問題などなかったように安定した成績を残した。目立たないが、彼はリーグ屈指の投手である。

しかしながらそれに続く先発投手陣がローテーションを守りきれなかった。春先、由規は素晴らしい投球だったが、6月以降十分な働きができなかった。

こうした中で、クローザーの林、セットアッパーの松岡、押本、新人の久古がフル回転。抑えの林昌勇につないだ。彼らの活躍で、ヤクルトは戦線に踏みとどまった。左のサイドスローの久古は夏過ぎからほぼ完ぺきな仕事をするようになったが、秋に息切れ。こういう投手は2年目に沈むケースが多いのだがどうだろうか。

希望の星は赤川。8月18日からローテ入りし、5連勝を含む6勝3敗。来年に期待を持たせた。

林昌勇が健在である限り、ヤクルトはリーグ2,3番目の実力は維持できるのではないか。

外国人でよい働きをする投手がもう1枚加われば希望が持てるだろう。

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