あれよあれよという間にWBCの予選1組と2組が終わってしまった。1試合ずつ追いかけようと思っていたのだが、間に合わないので1組と2組の総括をしたい。



イスラエル代表ロースター 
南アフリカ代表ロースター 
フランス代表ロースター 
スペイン代表ロースター 

予算1、2組を概観した痛感したのは「どこで予選をするのか」が非常に大きいということ。1組は米フロリダ州ジュピターで行われた。当然、アメリカで野球をしている選手を呼ぶことができる国が強い。イスラエル、スペインが抜きんでていた。
イスラエルは、ほとんどがアメリカ生まれの現役マイナーリーガー。粒が揃っていた。特に投手力が充実していた。



スペインは、ドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコ、キューバの選手だけ。本国の選手がいなかった。しかし、MLB傘下の現役選手は少ない。

予選の形式はWBCでおなじみのダブルエリミネーション方式。2敗するまで戦える。なぜ総当たり形式にしないのか、よく分からない。

WBC-Jupiter00


南アフリカ、スペインに連勝したイスラエルと、フランスに勝ってイスラエルに負けたスペインが敗者復活戦で南アフリカに勝って決勝戦。で、スペインがイスラエルに勝って予選を勝ち抜いた。

各試合

WBC-Jupiter01


イスラエルは打線は弱かったが、投手力が安定していた。スペインは打撃優位。決勝戦はイスラエルが着実に加点していたが、スペインが追いつき、延長戦で振り切った。
若いカリブ海の選手が、実力以上のものを出したという感じだ。

決勝戦は4436人と盛り上がったが、その他の試合は数百人の時もあり盛り上がらなかった。

イスラエルは本戦に進めば、ライアン・ブラウンやケビン・ユーキリスの名前も挙がっていた。
スペインは本戦ではどういう顔ぶれを揃えてくるのか。スペイン語圏には強豪選手が多いので、意外な大物がロースターに並ぶかもしれない。

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