WBC予選1組の総括、投打の詳細について見てみたい。
打撃 チーム成績

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イスラエル代表ロースター 
南アフリカ代表ロースター 
フランス代表ロースター 
スペイン代表ロースター 

スペインが4試合で53安打と圧倒した。イスラエルは4本塁打だが、スペインには及ばなかった。
フランスはわずか2点。安打は出ていたが、残塁が非常に多かった。南アフリカはGame5ではスペインから6点を上げるなど健闘したが、それはスペイン投手が四球を連発したことが大きかった。

個別の選手の打撃成績。

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スペインは現役AAA選手のスアレス、元AAAのフィゲロア、独立リーグにいるアルバレス、現役AAのベルトレが圧倒的な力を見せた。
イスラエルは、現役AAのフレイマンが4本塁打。予選1組を通じて5本塁打しか出ていないから馬鹿当たりだと言える。元MLB2003安打のグリーン、現役Aのぺダーソン、AAのカトラーらも活躍したが、スペインに比べれば迫力不足だった。
フランスは独立リーグのレベレット、ヘラードらが活躍。南アフリカはMLB傘下でない選手のワイツ、フィリップなどが安打を打ったが、実力差は明らかだった。

投手 チーム成績

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勝ち抜いたスペインが成績が良いのは当たり前だが、目につくのは四球の多さだ。まだ、コントロールを云々するレベルだったともいえるが、南アフリカは貧打を自覚して徹底的に待球作戦に出ており、そういうことも影響しているかもしれない。



個別の投手成績。

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80球の球数制限がある中で6.1回を投げたスペインのシューマッハーは独立リーグで投げている。2試合に登板し2四球を与えただけで無安打に抑えたホセ・クルーズはマイナーでは野手だった選手だ。
5.2回を投げたイスラエルのシューマーは現役のAA選手。こうしてみるとスペインの投手は全員通用しているが、フランス、南アフリカはまともに投げることができる投手が限られていたことが分かる。

レベル的にはAクラスではなかっただろうか?


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