この投手は何度か見ている。パワーはありそうだがコントロールがばらつき、打者に良くぶつけていた。また投げるテンポも間が開いていて、ちょっとイライラする投手だった。
しかし、昨日の数字を見ていると、少ない球数で打たせて取っている。消化試合とは言え、ほぼフルメンバーのソフトバンク打線に対して、詰まるゴロを打たせていたのだ。
特に速球のキレがあったようで、各打者はよく空振りをしていた。速球が良くなるとスライダーやフォークも生きてくる。出塁は松中に与えた四球だけ。
もともと内角攻めを厭わない投手だったが、これだけ制球が良くなれば、来季は期待できる。パワーピッチャーの誕生だ。
この試合、内川聖一は最初の打席で凡退すると、明石健志と交替した。523打数157安打の.3002。あと一打席凡退すると.2996で厳密には三割を割ってしまう。だから交替したのだろうか?
しかしパリーグはずいぶん長くノーヒットノーランが出なかったものだ。2000年のエルビラ(近鉄6/20対西武)以来。
セリーグではこの間川上憲伸(中日2002/8/1対巨人)、井川慶(阪神2004/10/4対広島)、ガトームソン(ヤクルト2006/5/25対楽天)、山本昌(中日2006/9/16対阪神)、前田健太(広島2012/4/6対DeNA)、杉内俊哉(巨人20012/5/30対楽天)と6人も出ている。やられているチームとしては楽天が2回出てくるが。
オリックスは後任監督に森脇浩司監督代行を選んだ。意欲的と見るべきか、節約したとみるべきかは微妙だが、故障続きの投手陣にあって、来季へ向けて大きな希望となったのは間違いない。
10月14日(日)「東京野球ブックフェア」で会いましょう!
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小久保選手の引退試合がとんでもないことになってw
小久保選手自身、先日の2HRの試合に続けて「ありえへん!」「俺もってるなー」って言ってるからいいようなものの...
最近のホークスは打とうが打つまいが、相手投手の投球数は少ない傾向があるように見ていました。
根本的に早打ちなんですよね。
そして、昨日はあたっているペーニャを使わなかった。
内川が調子落ちてきて3割維持のために引っ込んじゃった。(代わった明石がレフトでクッションの処理ミス;;)
1番に故障明けの松田を起用。
4番が主役のはずだった小久保。
5番にMK砲の一角の松中。
....古くからのホークスファンにとっては夢のようなオーダーだったんですが、よりによってノーノーとは...あだになりました。
しかし、試合終了後のセレモニーでの秋山監督の機転?ブチ切れ?で公開反省会が行われw選手全員の声が聞けて、ファンはもうすっかりノーノーのダメージはなくなっております^^
素直に西投手おめでとう。