MLBのタイトルホルダーの確認。ナリーグ。
打者から。

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以前にも紹介したが、サンフランシスコ・ジャイアンツ=SFのメルキー・カブレラは、規定打席に1打席足りない501打席に立って459打数159安打.346を記録している。ルールでは規定打席への不足分を打数に加えて打率を計算しても上回る場合は、首位打者を獲得できることになっているが、カブレラはドーピング検査に引っかかって50試合出場停止を喰らっていた。
結局、メルキー・カブレラは首位打者のタイトルを辞退。結局、規定打席以上で1位になった同僚のバスター・ポージーが首位打者になった。

これはNPBの「作為」とは違う問題だが、試合以外の要因が記録を左右したという点で、残念な話だ。MLB史上の汚点だろう。

とまれ、バスター・ポージーは7月.381、8月.371、9月.364と凄まじい打棒を見せ、チームとともに停滞したピッツバーグ・パイレーツ=PITのマッカチェンを抜き去った。

本塁打のライアン・ブラウンは今、三冠王に一番近いと言えよう。奇しくもカブレラとブラウンは、プリンス・フィルダーの新旧の相棒である。

打点王のチェイズ・ヘッドリーはMLB6年目だがこれまで64打点が最高。この選手も突如開花した。広いペトコパークをホームにして31本塁打115打点は偉大。英ドリアン・ゴンザレス以来のスラッガーがサンディエゴに誕生だ。8月からシーズン終了までの57試合で19本63打点の荒稼ぎである。
盗塁王はエバース・カブレラがボーンを差した。9月から閉幕までの25試合で19盗塁だった。

投手

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ディッキーは投手三冠王を狙う勢いだったが、三振王だけ。カーショウとゴンザレスに抜かれた。しかし、実力ではトップではないだろうか。
セーブ王はキンブレル、モットが分け合った。ナリーグは2位になったチャプマンとキンブレルというすごいクローザーが現れた。

MVPは難しい。ポストシーズンに出ている選手が少ないのだ。ボットも欠場が多かったし。打のポージーか、投ではゴンザレスかキンブレルか、うーん。

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