もっとも華々しい三冠王は、85年バースの三冠王ではないかと思う。85.86年の連続での三冠王だった。
3C-NPB-04-1


85年の阪神の3,4,5番は空前の成績だ。全員が3割、30本、100打点をクリア。3人ともにほぼキャリアのピークにあったのだ。NPB史上屈指の打線。この3人が阪神22年ぶりの優勝の原動力だったのは間違いない。

興味深いのは86年の連続三冠王。掛布がはっきりと数字を落とし、岡田も前年には及ばなかった。バース一人が健在だったが、それだけではペナントには届かなかったのだ。
バースも3番を打っている。85年、4番の掛布は94四球。これが翌年には25に激減。こうなるとチームとしての攻撃力は大幅に減退する。

強打者というのは一人ではチームに十分に貢献できないことがわかる。

21世紀に入ってからの三冠王は一例だけ。

3C-NPB-04-2




松中を井口と城島が囲んでいる。いかにも生産性の高そうな中軸だ。松中は前後の打者のアシストを十分に受けたと思う。実はそれ以上に小久保裕紀が巨人に移籍したことも大きい要因になったのではないかと思う。

今、三冠王が出るとすれば前後を固める強打者がいる球団だろう。ざっと見渡して長野、坂本がいる巨人くらいしか見当たらないのが実情だ。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!