ソフトバンクホークスはCS敗退によってシーズン全日程が終了し、1年契約の岡島秀樹に残留を要請。しかし岡島はMLB再挑戦の意向を表明した。
昨年、ボストン・レッドソックスを戦力外になった岡島は、契約の関係もあって傘下のポータケットで投げた。34試合に投げて8勝1敗と健在なところを見せて、今年に希望をつなぎ、ニューヨーク・ヤンキースとのマイナー契約にこぎつけたが、2月に身体検査で左肩に異常が見つかったとして契約を解除された。

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やむなくNPB復帰を模索し、3月にソフトバンクに復帰。中継ぎ投手としてマウンドに上がったが、4月4日から8月30日まで46登板自責点0という記録を残し、以後も9月24日に失点しただけで56試合中54試合を抑えきる快投をみせた。

先発投手が3枚抜けたソフトバンクにとって、救世主的な活躍といって良く、チームは当然、来季の契約を求めたが、岡島はこれを断った。

報知新聞
「エージェントと話し合って決めたい。日本の球団の話も聞いてみたい。フラット? そうですね。基本はアメリカだけど条件が良ければ日本も考える。いろんな可能性があるのでじっくり考えたい」
他紙によれば岡島は、マイナー契約からでもMLBに再挑戦する意向を示している。それでだめならNPB復帰を考えるという。

岡島はMLBに挑戦するときに「MLBへのあこがれはない。ただ球団を移籍するということ」と言っていたが、5年間のMLB生活で、気持ちは大きくアメリカに傾いたようだ。

昨日は花巻東の大谷翔平がMLB挑戦を宣言した。

NPB関係者はこれをどう考えるのだろうか。単なる個人的事情と思うのか、人材流出が止まらないととらえるのか。

好待遇を捨てて、リスクを冒してでもMLBに再挑戦したいという岡島に、その理由を聞いてみたい。

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