引き続き辰年生まれの選手を総まくり。昭和3年生まれ。当年84歳。現役5年以上の選手のリスト。
同年代はわずか27人。終戦直後、プロ野球に身を投じる若者はそれほど多くなかった。この世代は層が薄い。しかし殿堂入りが2人もいる。

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牧野茂日記―巨人V9 名参謀の生きざま



投手から転じて阪神、大毎で活躍した好打者田宮謙次郎と、巨人の名参謀、日本の野球を変えたといわれた牧野茂だ。2人とももう世を去っている。

広岡富雄は広岡達朗の兄。弱かった頃の広島の中心選手の一人だった。存命中。

山根俊英は毎日、大毎で活躍した投手。大洋、横浜の投手コーチを長く務めている。この人も故人。

そして、NPB史上最高レベルの打者が二人も出たのが1940年生まれ。当年72歳。この世代がプロ入りした1959年は、高度経済成長の興隆期。前年に長嶋茂雄がデビューし、プロ野球人気は日の出の勢いだった。94人もの選手がプロ入りしているが、5年以上の実績のある選手だけでも49人もいる。

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王貞治、張本勲。NPBで一番遠くまで球を運んだ選手と、一番多く人のいないところに球を飛ばした選手である。2人がもつ安打、本塁打、打点の記録はアンタッチャブルと言ってよい。

このほかの顔ぶれも豪華絢爛。阪急、アンダースローのエース足立、鉄仮面こと阪神阪急の藤井、大洋の渋い5番打者重松、阪急の名捕手岡村、広島の王貞治キラー大羽、中日の職人肌内野手伊藤、ヒゲ辻こと阪神の名捕手辻、中日の技巧派投手河村、広島のエース大石、近鉄西鉄の好打者高木、大毎ロッテの盗塁王西田、中日の守備の名人一枝、西鉄の正捕手宮寺、救援投手の道を拓いた中日板東、エースのジョーこと巨人の城之内、守備の名手ヤクルト一筋の丸山。まさに枚挙にいとまがない。

そういえばヤクルトで「だんだん良くなる法華の太鼓」といわれた強打の外国人選手、ロジャー・レポーズもこの世代だ。

この世代の活躍が、NPBを更なる隆盛に導いたのだ。

以下3に続く。

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