これまでドラフト会議はそれほど興味がなかった。アマチュアの情報がそれほど取れなかったし、さして驚くような結果にもならなかったからだ。ただ、今回は違う。速報させていただくことにする。
しかし、いつの間にこんなにショーアップされたのだろう。「会議」のはずだが、宝くじの当選発表のようだ。見ものではあるが、やっていることは単純だ。

MLBではこういうイベントではなく、為替ディーラーのように電話とネットで選手を指名していく。何と言っても全体で1500人もの選手を指名するのだから、ホテルでやりだしてはいったいどれくらい時間がかかるかわからない。

NPBの場合、せいぜい70人だ。このものものしい会議は、日本独特の風景だ。
今回の1位指名は、下馬評では全員投手になりそうだ。統一球で打てる野手が枯渇しているが当面、解消されそうにない。

draft-2012


ロッテが藤浪、これは意外。松永 昂大(投・大阪ガス)だと思われていた。楽天が森  雄大(投・東福岡)これも意外。西武は則本 昂大(投・三重中央大)と思われたが東浜。
菅野と大谷はすんなり決定。大谷はこれから第2ラウンドだ。

東浜の抽選。王会長はこうして並ぶと小さいなあ。中畑、渡辺両監督と。王さんの左手が上がった。この投手、投げすぎだと思うがどうか。席に戻った王さんがくじ引きの秘訣みたいなことを言っているような。「やっぱり下半身で引かないとね、わきを締めて」くらい言っているのか。

藤浪は4人。オリックスの森脇監督は男前だ。阪神は和田監督。ロッテは中村社長。女部長じゃないのか。ヤクルトは小川監督。
阪神が引き当てる。大歓声が起こる。

広島、楽天のくじ引きは、楽天の勝。森は広島がご執心だったが。

DeNAは唯一の野手、白崎。

外れ1位では社会人の投手が競合。松永はロッテ。もともと1位指名と言われていただけに、ロッテはまずまずではないか。

西武は増田。則本 昂大(投・三重中央大)は指名しなかった。
今年もオリックスは大外れ。ただ、松葉はもともと予定していた投手だったのではないか。

広島は高校生外野手の高橋を指名した。

要するにこれだけのこと。50分足らずでドラフト1順目は終わった。これからはプロたちによる2順目以降の指名が残っている。

大谷は「指名はうれしいが気持ちは変わらない」と明快に語った。



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