最後にPB,パリーグの二遊間について。
各チームの二遊間の守備成績を併記した。GPは出場試合数、TCは守備機会(PO+A+E)、POは刺殺つまり捕球したりタッチしたりして直接アウトにした数、Aは補殺。送球などでアウトにするのをアシストした数。Eは失策。DPは併殺への参加数。F%は守備率。GRFはTC÷試合数。簡易型のRF。

パリーグ。40試合以上出場を目安としてピックアップ。

2BSS-PL




パリーグの二塁手の数字も、セほどではないが、MLBとはかなり違う。二塁手の守備範囲は非常に広いのだ。
二塁手はソフトバンクの本多とオリックスの後藤が数字ではリードしている。日本ハムの田中賢介は怪我さえなければ、ここに並んだことだろう。井口はGRFでやや見劣りする。

遊撃手は今、まさに過渡期という感じ。ベテランの松井稼頭央、金子誠らと、若手の今宮、根元ら。名手というべき選手は見当たらないが、大引の数字が良い。

中島裕之は、腰高で不安定な守備が目立つが、数字的にはそれほど悪くはない。ただ、MLBで通用するかどうかは疑問だ。

ベストの二遊間は難しいところだ。
数字だけで見ると、オリックスの後藤、大引のコンビだということになる。

いずれにしても、NPBはもっとデータを発表してほしい。いつまでも「印象」「知名度」「打撃も含めた貢献度」で守備の名手を決めるのは芸がないと思う。

偶然、しがなき男の楽天イーグルス応援ブログvol.3さんと内容が重なっています。こっちの方が詳しいので、ぜひご覧ください。→http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-1246.html



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