和田毅は、今年4月に左ひじの違和感のためDLに入った。さらに左ひじ靭帯を断裂したために5月にトミー・ジョン手術を受けた。今はリハビリテーション中である。
所属するボルチモア・オリオールズ=BALは今季、予想外の躍進をしてポストシーズンに進出した。和田が先発投手陣に加わっていたら、チェンとともに二本柱になっていたことと思われる。
キャリアSTATS
和田は、球速は140km/h台だったが、タイミングをずらす絶妙の技術を持っていた。奪三振率はNPBでも屈指。制球力は並みだったが、安定感のある投手だった。
左腕でもあり、この投球術は、左の強打者がそろうMLBでも十分に通用すると思われただけに、残念だ。
もともと、この投手も、コンディションが課題だった。登板数は26が最多。ローテーションを1,2回飛ばすのが常だったし、200回を投げたこともない。左ひじの故障を常に抱えて、だましだまし登板していたのだ。
MLBで、そのつけが回ったともいえる。NPBなら我慢して投げさせたかもしれないが、MLBではそれは通用しなかった。
今季はスプリング・トレーニングで2度投げたのみ。
多くの三振を奪ったが、めぼしい成績は上げていない。
トミー・ジョン手術はすでに確立された技術であり、多くの投手は再びマウンドに上がっているが、球速、球威の戻り具合については個人差がある。無理をして早くに復帰した投手の中には、現役をあきらめざるを得ないケースも少数だが見られる。
2年総額815万ドル(3年目は球団側オプション)でBALと契約した和田にとって、2年目の来季は何としても数字を残したいところだが、無理は禁物である。
来年後半に実力を発揮することを目標に、じっくりとリハビリをしてほしい。同期の松坂大輔の轍は踏まないでほしい。
和田は早稲田大学に学力で入学した。自らの投球を客観的に分析し、同級生のトレーナーらとともに投球術を独自に確立した。その知性、冷静さと自制力で「本物の復活」を果たしてほしい。
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和田は、球速は140km/h台だったが、タイミングをずらす絶妙の技術を持っていた。奪三振率はNPBでも屈指。制球力は並みだったが、安定感のある投手だった。
左腕でもあり、この投球術は、左の強打者がそろうMLBでも十分に通用すると思われただけに、残念だ。
もともと、この投手も、コンディションが課題だった。登板数は26が最多。ローテーションを1,2回飛ばすのが常だったし、200回を投げたこともない。左ひじの故障を常に抱えて、だましだまし登板していたのだ。
MLBで、そのつけが回ったともいえる。NPBなら我慢して投げさせたかもしれないが、MLBではそれは通用しなかった。
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多くの三振を奪ったが、めぼしい成績は上げていない。
トミー・ジョン手術はすでに確立された技術であり、多くの投手は再びマウンドに上がっているが、球速、球威の戻り具合については個人差がある。無理をして早くに復帰した投手の中には、現役をあきらめざるを得ないケースも少数だが見られる。
2年総額815万ドル(3年目は球団側オプション)でBALと契約した和田にとって、2年目の来季は何としても数字を残したいところだが、無理は禁物である。
来年後半に実力を発揮することを目標に、じっくりとリハビリをしてほしい。同期の松坂大輔の轍は踏まないでほしい。
和田は早稲田大学に学力で入学した。自らの投球を客観的に分析し、同級生のトレーナーらとともに投球術を独自に確立した。その知性、冷静さと自制力で「本物の復活」を果たしてほしい。
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長い目で見ていきたいものですね