今年の開幕とともに44歳になる阪神の金本知憲が、引退覚悟で復活すると宣言した。ま、この年なのだから引退覚悟は当然だが、今の阪神では怪我さえせずに打席に立っていればレギュラーをキープできる。それくらい阪神の外野陣は弱体だ。
昨年1試合でも外野を守った阪神選手の成績。

一塁ブラゼル、二塁平野、三塁新井兄、遊撃鳥谷とリーグ屈指の内野陣に引き換え、外野はマートンを除けば控え選手の寄せ集めと言っても過言ではない。

HT-Outfielder20120107






マートンと金本以外の選手が打った本塁打はたった3本。これでは金本は消去法でレギュラーになってしまう。
長打だけが外野手のとりえではない。足で稼いでもいいのだが、10盗塁している選手は皆無。打率も外野手プロパーは1割台がぞろぞろいるのだ。

最も気になるのは四球の少なさ。四球での出塁率を示すIsoDは優秀な選手なら0.100近くになるのだが、ほとんどの選手が0.050以下だ。せめて四球で出塁する意欲を見せなければ、レギュラーはおぼつかないだろう。

金本にとって代わりそうな選手の筆頭は今季26歳になる柴田講平、続いて25歳の俊介だろうが、今季ドラフト1位の23歳伊藤隼太が彼らを追い抜くかもしれない。慶應大学での公式戦通算.311、10本塁打、出塁率.420、IsoD.109。アマチュアでの成績は割り引いて考えるべきだが、この数字は魅力的だ。しかも肩も足もある。

オープン戦の成績が良ければ、開幕から外野手を固定すべきだ。若い外野手は試合に出ることで成長するからだ。多少頼りなくとも使ううちに力をつけてくるのは、鳥谷で証明済み。間違っても、金本を使うことを前提にチームを組み立てないでほしい。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓ ..