姉妹サイト「クラシックSTATS鑑賞」で、NPBの奪三振と四球の推移を見てきたのだが、その過程で、統一球に対して、NPBの打者がとった対応策が見えてきた。これは、このサイトで紹介する。
Classic Stats

せパ両リーグの2010~2012年のリーグトータルの打撃成績。
PAは打席、HRはhン塁打、AVGは打率、OBPは出塁率、IsoDは四球による出塁率、SOは三振、BBは四球、IBBは敬遠、SO/Gは1試合当たりのチーム奪三振、BB/Gは1試合当たりの四球、そしてSO/BBは三振÷四球。

NPB-toitsukyu




本塁打数は昨年よりさらに減少している。打率も大きな変化はない。
しかし、奪三振数が減って、四球が増えている。本来、投手優位になれば、奪三振が増えて四球が減るものだが、逆の現象が起きている。

これは、各打者が振り回すのをやめて、球を見極め始めたことを意味していると思われる。
結果としてOBP、IsoDが前年よりも上昇している。

NPBの打者は、統一球を克服するというより、「打てない前提」で、対応策を考え始めているのではないだろうか。

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