今やNPBのエースに成長しつつある前田健太。彼に続く投手が現れた。
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ノーヒットノーランを記録するなど、前田健太の進境は目覚ましい。今年はドラフト一位の野村祐輔が、これに続く投手となった。球速はそれほどでもないが、緩急が自在でクレバーな投球が光った。

これに、復活した大竹寛が、期待以上の活躍。バリントンは内容的にかなり落ちたが、ローテを維持した。

救援陣でも今村猛がセットアッパーとして素晴らしい働きをした。内容的にはクローザーのミコライオよりも上だった。69試合登板と酷使されたのが気がかりだが、「侍ジャパン」戦では生きのよい投球をしていた。

また後半から登場した横山竜士も23試合を投げて2失点という活躍だった。
前田に引っ張られるように、投手陣がレベルアップしているという印象だ。

投手陣各データのリーグ順位。

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昨年、セリーグは巨人、中日、阪神がERA2点台、他の3球団が3点台とはっきり上位下位が分かれていたが、広島は今季4番目の2点台チームとなった。巨人は別格として、中日、阪神との差はわずかである。

来季は、今季制球難のためにローテに定着できなかった福井の復調、横山、河内らのフルシーズンの活躍などがあれば、大いに期待が持てるのではないか。

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