各球団の与えた得点、安打、本塁打などと、奪った得点、安打、本塁打などを比較し、収支をとる。セリーグ。
Wは勝利、Rは得点、Hは安打、HRは本塁打、SOは三振、BBは四球、AVGは打率。それぞれ攻は獲得したもの。守は失ったもの。マイナスは文字通り赤字、プラスは青字。三振だけは反対にした。
それぞれ2011年と2012年。

syushi-2012-CL


DeNAは昨年に引き続き真っ赤である。すべての数値で大きくマイナス。打ちまくられ、三振を取られまくられている。そしてセの他の5球団と比べても断トツに数字が悪い。

阪神は、昨年は均衡状態だったが、今季は赤字転落。

広島は昨年に引き継ぎ赤字だが、ほぼ阪神と同じ程度であることが分かる。

ヤクルトはほぼ均衡状態。被安打数が増えたが、安打数がそれを上回る増加である。

中日は、打撃成績が向上したことで、収支が改善した。

そして巨人。昨年から黒字ではあったが、今季は黒字の幅が桁違いだ。すべての数値で大幅増。ちょうど昨年のソフトバンクとほぼ同じ数値。単純に言えば、ソフトバンクから主力の2投手を引き抜いた分が上積みされたとも考えられるが、それに加えて阿部、長野、坂本の大躍進があったのだ。

巨人とDeNAの格差は大きい。ペナントレースの活性化のためには、下位チームが奮闘することが求められるが、下位ほど動きが鈍いのが最近の傾向だ。



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