MLBの救援投手の被OPS、続いてナリーグ。
登板数40試合以上。89人いる。

OPS-PRP-NL-2012


若手クローザーのクレイグ・キンブレルが恐るべき数字。62.2回を投げて27被安打。被安打率は実に.126、出塁率、長打率も1割台で被OPSは.358。飛びぬけている。

2位のヒューストン・ストリートは例年被安打が多い投手だったが、今季は良い成績。しかし、5月半ばから1か月と9月の1か月DL入り。

優勝チームのクローザー、セルジオ・ロモは5位につけている。

こうしてリストを見てみると、30セーブ以上を上げたクローザーでも被OPSは必ずしも良いとは限らない。
ボストン・レッドソックスのクローザーとしておなじみだったジョナサン・パベルボンはフィラデルフィア・フィリーズでも38セーブを挙げたが、内容的には今一つだった。
ALの時にも言ったが、救援投手には、圧倒的な投球で走者を出さないタイプと、打たれながらも耐え忍ぶタイプがいるということだ。

2008年に62というセーブ記録を作ったK-RODことフランシスコ・ロドリゲスは今季の被OPSは.708。三振は72回で72個奪っているが、すっかり鳴りを潜めてしまった。



藤川球児の数字を最下段において見た。わかるのは「48登板では少ない」ということだ。同じ数字を残すことができれば、数字は上位に来るが。

シカゴ・カブス=CHCは、藤川をセットアッパーで起用する予定だが、藤川の項でも述べたが、最低でも60試合は投げる必要があるだろう。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。今日は2リーグ分裂からドラフト前年までの巨人投手陣。
Classic Stats


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!