うーん、ラーキンってどんな選手だったっけ。彼が活躍した時代は、フジ系の大リーグ放送がなくなって、NHKがBSで放送を始めたころだったが、我が家にはまだBSがなかった。だから動いている彼の映像の記憶があまりないのだ。因みに今年の年男。
キャリアSTATS

B-Larkin20120111





85年のドラ1組(全体4番目)。いの一番はユーティリティ内野手のB.Jサーホフ。この選手もラーキンと同レベルの成績を残している。2人ともロス五輪の米国代表だ。何といっても同期の大物はバリー・ボンズ(全体6番目)。ラファエル・パルメイロ(全体22番目)もいる。この顔ぶれの中で、ラーキンが真っ先に殿堂入りしたのだ。

シンシナティ・レッズ=CINに入団するとすぐに頭角を現し、翌年にはMLB昇格。CINの遊撃手と言えば何と言ってもデーブ・コンセプシオンだが、87年にはこの名手からポジションを奪った。以後、18年にわたって活躍した。非常に人気があった選手で12回もオールスターに出ている。このうち5回は規定打席に達していない。引退した年にもオールスターに選ばれている。またポジションごとの強打者を選出するシルバースラッガー賞にも9回選ばれている。そして95年には15本塁打66打点ながらMVPを受賞。

ラーキンの晩年のCINは、ケン・グリフィJr.が4番に座り、アダム・ダンやラッセル・ブラニャン、アーロン・ブーンなどが台頭していた。日本のMLBガイドではラーキンの記事はほとんど載っていなかった。

通算安打数は2340本。現役でラーキンより打っている選手はジーター、イヴァン・ロドリゲス、ビスケル、A-ROD、デーモン、チッパー・ジョーンズ、ゲレーロ、イチロー、アブレイユ、トッド・ヘルトン、ミゲル・テハダと11人もいる。彼らが全部殿堂入りするとは考えられない。

ポストステロイド時代に入って、派手な数字を残したスター選手たちに疑惑の目が向けられる中で、こういう真面目な選手を評価する動きが出ているのだろう。ヤクルトの宮本慎也という感じだろうか。

数字以外の要素がからむのは悪いことではないと思うが、不公平感はいかんともしがたいところだ。ラーキンが殿堂入りするのなら、ひと時代前のスティーブ・ガービー(2599安打272本)やデーブ・パーカー(2712安打339本)などのMVP受賞者も選出してほしかったと思う。

シアトル・マリナーズの公式サイトは、エドガー・マルチネス(2247安打309本)にもチャンスが出てきた、と色めき立っている。

MLBの野球の殿堂も問題無きにしも非ず、だ。

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