各球団のコーチの推移、資料的にミス、未整備の部分があったので、修正したうえで2013年分も加えた。再度見ていただければ幸いだ。
巨人 
中日 
ヤクルト  
広島  
阪神 
DeNA 

日本ハム 
西武  
ソフトバンク 
楽天 
ロッテ 
オリックス 

セパ両リーグの2008年から2013年までのコーチ陣を俯瞰して、感じるのはセリーグとパリーグでは、コーチ人事の考え方が違うのではないかということだ。

広島が代表的だが、セリーグの場合、監督が交代してもコーチは大きく変わらない。OBが収まるポストという感覚だ。
低落傾向が収まらない阪神なども、相変わらず代わり映えのしない顔がコーチに就任している。
また、球団ごとに人脈があるような印象がある。
DeNAだけは、チームが瓦解状態なので、コーチ陣の入れ替えは激しいが、それでもOBの顔ぶれが目立つ。

パリーグは昔からセリーグのコーチ、監督を受け入れてきた経緯がある。“先進国”の人材を“後進国”が受け入れる感覚だが、それもあってか、球団OBにこだわらない傾向がある。
また、勝っていても、監督が交替しなくてもコーチを次々と変えていく傾向がある。
コーチの考え方はパリーグの方が一歩先んじているのかもしれない。

6年間勤続しているコーチの数で比べると、はっきりわかる。

CLPL-COACH




セリーグは平均すれば7人のコーチが6年勤続だが、パリーグは2.5人に過ぎない。チームを変革していく点で、セリーグは保守的だということではないか。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。今日は村上雅則。
Classic Stats


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