結局、昨日の試合は、オーストラリアがどうのというよりも、原ジャパンが「世界」というあまり経験していない相手に対し、どのように準備を進めてきたかを問うものだった。その象徴がボールであり、球数制限だったのだが、ダルは昨日に限れば対応が不十分だった。岩隈の順調さが目立った。そういう意味では、世界を知っている松坂は、今日、うまくやるのではないだろうか。
打線は中心がないという感じ。4番稲葉もつなぎに徹していたし、9番岩村も中軸のような仕事をした。今回の日本は、イチローが精神面だけでなく、打線をも引っ張る形で行くのだろうか。あまり見ない形だと思った。

2009WBC-005


守備でいえば、川崎、片岡が2、3塁を守り、福留が中、左を守るなど、WBCならではのシフトが見られたが、これは大丈夫だろうと思う。ただ、城島はいい肩を見せたが、捕手は彼に任せきりでよいのか。コミュニケーション面がやや不安だ。

いいなと思ったのは、球場の「音」がしっかり伝わってきたこと。球審の白井さんのかん高いコールや、ミットの音がしっかり聞けた。また、イチローの一挙手一投足に上がる歓声はちょっと感動的だった。

幼稚園のお遊戯みたいなどんちゃん応援が苦手なだけに、久々、気持ちの良い観戦ができた。

私ごとながら、アサヒスーパードライのうまかったこと!家では、なんたら70%オフの緑のビールまがいしか飲ませてもらえないから、久々の「本物のビール」が心にしみた。長い紙コップを2杯、立て続けにあおったら、スコアブックが途中で抜けてしまった。

東京出張が3/2に決まったので、夜、チャイニーズ・タイペイと巨人を見ることにした。また、うまいビールを飲むぞ、じゃなくていい試合を見るぞ!

■後日談:試合観戦のスタイルについては、このブログでたびたび論争を呼んだ。しかし、個人の好みとしては、やはり静かに観戦したいと思っている。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
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