「使える投手を先発に使っていく」バック・ショーウォルター監督は、シーズン前に言っていた。そして事実、そのようにしたのだ。
多いというわけではないが、10回以上先発した投手が8人、そして規定投球回数に達した投手は中日から移籍したチェンだけ。
ここに「間に合わせローテーション」が現れている。
その傾向は昨年とそれほど変わらなかったのだが、個々の先発投手が少しだけましな投球をしたことで、チーム成績は大きく向上した。
それにしてもチェンの存在感は大きい。ただ一人、ローテーションを維持し、柱となったのだ。
投手成績のリーグ順位
確かに向上してはいるが、それでもリーグ中の下。リーグ下位の打線と、この投手陣でポストシーズンに進出できたのは、不可解だ。
8月以降に調子が上がった。持てる戦力を一気に投入できたことが大きいのだろう。
来季は和田毅が復帰する。万全の態勢ならば、チェンと二本柱になれそうだ。愉しみなことだ。
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