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昨年、オークランド・アスレチックス=OAKで投げた投手は25人いたが、15人は今年いなかった。その中には規定投球回数に達した投手も2人含まれていた。別のチームができていたのだ。
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昨年は、松井秀喜がいたのでOAKの試合をよく見たが、トレバー・ケイヒルが中場bbに打たれるのをよく見た。対照的にジオ・ゴンザレスは安定していた。この二人に加えて、モスコーソ、ハーデンと4人の先発投手が売りに出された。

さらに救援投手は12人が放出された。まさに、“解党的出直し”という感じだが、OAKにとってはそれほど珍しいことではなかった。
中にはブラッド・ジーグラーのように生え抜きの優秀な救援投手もいた。

そしてこれに代わって先発では、ワシントン・ナショナルズ=WASからプロスペクトのミローン、ニューヨーク・ヤンキース=NYYをFAになったバートロ・コロンを獲得。さらにシーズン中にブラックリーという若手をサンフランシスコ・ジャイアンツ=SFから獲得した。またAJグリフィンを昇格させた。

救援でもドゥーリトルの昇格、サンディエゴ・パドレス、アリゾナ・ダイアモンドバックスからのスクリブナー、クックの獲得。
いずれも実績のない投手を起用して答えを出した。

ビリー・ビーン健在。実績にまどわされることなく、安くて使える投手をかき集めたのだ。

投手成績のリーグ順位

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リーグ上位の投手陣。パークファクターは0.888と投手有利だが、これをうまく利用した。

バートロ・コロンが薬物使用で50試合の出場停止中。またマッカーシーが移籍するなど、投手陣の整備が必要ではあるが、今のところOAKの動きは大人しい。

優勝するとOAKでも補強は手ぬるくなるということか。
しかし、シーズンが近づけば、またかなりの動きがあることだろう。

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