ヒューストン・アストロズ=HOUがあるために、最下位にはならないが、シカゴ・カブスも深刻な状態である。
以前ほどではないが、この球団は、ソリアーノ、デンプスター、ガーザという高額所得者が居座り、十分な補強ができなくなっている。その上に、なけなしの補強も失敗続きで、低迷が続いている。
2008年まで強豪チームだっただけに、ドラフトでの有望選手も育っていない。
2011年良い働きをしたアラミス・ラミレス、そしてカルロス・ペーニャという主力級が移籍して、2012年は若手中心の選手構成となったが、戦力は大幅にダウンした。
規定打席に達した4人は、.250を超えたが、他の選手はほとんどが低打率。迫力のない打線だった。
なかでスターリン・カストロ、ダーウィン・バーニーの二遊間はこのチームの売り物になった。小粒だが小気味の良い守備と、スピード感がある。
不良資産ことアルフォンソ・ソリアーノは珍しくまともな働きをしたが、1800万ドルの支払いは2014年まで。この桎梏は重い。
新人王を取ったジオバニー・ソトをテキサス・レンジャーズ=TEXに放出。これは、もう一人のカストロの成長に期待してのことだ。
打撃成績のリーグ順位
下にはHOUしかない。大幅に戦力ダウンした。
特に走れる選手がほとんどいないのが悩ましいところだ。
率直に言って戦力補強も芳しくない。どんなチームにするのか、プランが見えてこない。
名門復活にはもうしばらく時間がかかりそうだ。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。昨日は堀内恒夫、ノーヒッター+3本塁打の試合
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先発をそれなりに補強しましたが、さすがに最下位転落は免れない状況でしょうか
エプスタインGMがどこまで立て直してくるか見物です