成績は芳しくないが、少しずつチームの核となる選手が揃いつつある。
PIT-B-2012-01


チームの核となりつつあるのが、アンドリュー・マッカチェンだ。スピードはあるが荒っぽい選手だったが、今年は飛躍的に打撃が向上。オールスターにも出場した。スーパースターになりつつある。

ここに、ペドロ・アルバレス、ニール・ウォーカーが加わった。2008年のドラフトいの一番だったアルバレスは昨年期待を裏切ったが、今年長打力を発揮した。スイッチヒッターのウォーカーは3塁から2塁に定着して.280、14本。守備でも進化した。
さらに下積みから這い上がったギャレット・ジョーンズも27本。

問題はこうした中心選手と他の選手の格差が大きかったことだ。マッカチェンに次ぐプロスペクトと目されるホセ・タバタ、アレックス・プレスリーは伸び悩み。ケイシー・マギーも期待を裏切った(楽天に移籍)。

打撃成績のリーグ順位

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本塁打が急増したが、他は沈滞気味。全体には荒っぽい打線だった。しかし若手が期待通り成長すれば、自然増が期待できる。

昨年8人も起用した捕手は今年バラハスとマッケニーを併用したが、来年はニューヨーク・ヤンキースからラッセル・マーティンがやってくる。攻守に期待が持てそうだ。

再建は道半ばだが、明るい兆しも見えるピッツバーグ・パイレーツ打線である。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。本日は江川卓

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