昨年4人が規定投球回に達したが、今季は3人。先発投手はやや衰えたが、救援陣が充実していた。
PIT-P-2012-01


昨年、ニューヨーク・ヤンキース=NYYで援護点に守られて11勝を挙げたものの、内容が悪くて放出されたAJバーネットが、予想外の活躍。この投手、ブラッド・ペニーとよく似た成績で、もう終わっていると思われたのだが、見事に立ち直った。

これにマクドナルド、コレイアが続いた。モートンは故障し、カーステンスは不調。マホールムは移籍した。代わりに入れたベダードも期待を裏切った。

先発陣は間に合わせの感が強い。自前で育てるとか、若手を登用するとか、前向きな動きは見えなかった。

救援陣は、ヒューズ、リーソップ、グリリ、ワトソン、ハンラハンと使える投手が並んだ。この救援陣の踏ん張りで、昨年よりも7つ勝ち星を殖やすことができたのだ。

投手成績のリーグ順位

PIT-P-2012-02




投手成績はやや向上した。

しかしながら、打撃陣とは対照的に、ピッツバーグ・パイレーツ=PITの投手陣はパッチワークの感が強い。

核となるべき投手が見えていない状況。浮上するためには、先発の柱をしっかり立てることが必要になろう。

追伸:クローザーのハンラハンがボストン・レッドソックス=BOSへ、そしてリリア―ノを獲得。積極的に動いている。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。本日は 江川卓

Classic Stats


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!