好調な打線とは対照的に、ミルウォーキー・ブリュワーズの投手陣は、大きく足を引っ張った。
昨年、4人の先発投手が規定投球回数に達し、5人目のナーバソンも161.2回、ほぼシーズンを通してローテーションを維持し、98QS(先発で6回以上投げて3自責点以下)を稼いだ投手陣、そのまま今期に持ち越したのだが、ヨバニ・ガヤード、ザック・グレインキを除く3人が大きく期待を裏切った。フロックだったと言われても仕方がない体たらくだった。
ナーバソンが使えなかったために、エストラーダをローテに入れた。マルカムも夏場には戦線離脱、そこで5月末にマイク・フィアーズを引き上げてこれも先発に加えた。
しかし、戦力ダウンは否めないところだった。
救援陣も、フランシスコ・ロドリゲス、アクスフォードが信頼感がなかった。
投手成績のリーグ順位
グレインキはフラッグシップ・ディールでロサンゼルス・エンゼルス=LAAに移籍。
ウルフ、マルカム、フランシスコ・ロドリゲスらもチームを離れた。
しかしめぼしい補強はしていない。
このままいけば、打線は強力だが、投手陣が弱体という、典型的な下位球団のパターンに陥りそうである。
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