ここ2年、十分に働くことができなかった斎藤隆である。MLBのオファーはなかったようで、楽天に3000万円+出来高での入団が決まった。
2011年は左太もも、左わき腹、今年は右肩痛でDL入り。それでも2011年は復帰すればクオリティの高い成績を上げた。特にポストシーズンでは、6試合7回を投げて被安打4、自責点0、5三振、無四球という好投だったが、今年は7月に戦線に戻ってから4本塁打を打たれるなど、見るべきところは少なかった。
もう42才であり、FAとなってもMLBでは声がかからなかったようだが、故郷の楽天からオファーがあった。
キャリアSTATS
LADではクローザー、他のチームではセットアッパーを務めた。
36歳で渡米して7シーズンが経った。MLBでの斎藤は、NPB時代とは別の投手になったようである。
勝ち味がきわめて速く、どんどんストライクを投げていく。アラフォーにしては驚異的な150km/h超の球速もさることながら、インハイにずばずば決まる球の勢いのよさには驚いた。
上原浩治、田澤純一もそうだが、MLBではストライクを取らないことには話にならない。攻めの投球がさえていた。藤川球児が手本にすべき投球だっただろう。
すごいのは、NPB時代に比べてMLB時代の方が、ERAもWHIPもSO/BBもすべて大きく上回っていること。特にDIPSの2.75は、MLBの救援投手でもトップクラスである。
モチベーションの変化もあっただろうが、自身の鍛錬もすごかったのだろう。敬服できる数字である。
率直に言って斎藤は、予想を上回る活躍をした。もう十分にやりつくしたのではないかと思う。
楽天でも活躍が期待されてはいるだろうが、43歳という年齢を考えれば最後の働き場所になるだろう。
日米の野球のコメンテーターとして活躍を見てみたい、早くもそんな期待がわいてくる。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。今日は水野雄仁
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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もう42才であり、FAとなってもMLBでは声がかからなかったようだが、故郷の楽天からオファーがあった。
キャリアSTATS
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36歳で渡米して7シーズンが経った。MLBでの斎藤は、NPB時代とは別の投手になったようである。
勝ち味がきわめて速く、どんどんストライクを投げていく。アラフォーにしては驚異的な150km/h超の球速もさることながら、インハイにずばずば決まる球の勢いのよさには驚いた。
上原浩治、田澤純一もそうだが、MLBではストライクを取らないことには話にならない。攻めの投球がさえていた。藤川球児が手本にすべき投球だっただろう。
すごいのは、NPB時代に比べてMLB時代の方が、ERAもWHIPもSO/BBもすべて大きく上回っていること。特にDIPSの2.75は、MLBの救援投手でもトップクラスである。
モチベーションの変化もあっただろうが、自身の鍛錬もすごかったのだろう。敬服できる数字である。
率直に言って斎藤は、予想を上回る活躍をした。もう十分にやりつくしたのではないかと思う。
楽天でも活躍が期待されてはいるだろうが、43歳という年齢を考えれば最後の働き場所になるだろう。
日米の野球のコメンテーターとして活躍を見てみたい、早くもそんな期待がわいてくる。
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「これまでよくやったから最後は自由に・・・」
それくらいNPBでは底が見えた成績でしたから。
広尾さんが書かれたように、隆はストライクゾーンで勝負するPなので
日本ではそこを痛打されることが多々ありました。
特に巨人の仁志にはメッタ打ちにされていました。
逆にいい時は凄まじくいいピッチングをするのですがw
MLBではそのストライクで勝負するスタイルが良かったのでしょう。
人間何が幸いするか分からないものです。