1953年は昭和28年、充実した顔ぶれ。この年生まれのベスト9.
大相撲なら花の28、北の湖、二代目若乃花など錚々たる顔ぶれだが、プロ野球も負けていない。
ベスト9に主要な選手を加えた。打順も考えた。本年60歳、還暦である。70人の選手がいた。

Sneak Year-1953


1番に真弓明信、大型リードオフマンであり、長く活躍した。阪神の前監督だ。

2番には定岡智秋、南海の名二塁手。

そして3番は、巨人史上最強の助っ人と言っても良いクロマティ。

4番は三冠王三度の落合博満。文句のない布陣だろう。

5番は、近鉄の強打の三塁手、羽田。

捕手は同じくらいの実績の選手が二人いる。打力でまさる若菜をDHにして、梨田にマスクをかぶらせた。異論のないところではないか。

遊撃はヤクルトの水谷新太郎。守備の名手の一人だ。

9番には巨人、ロッテの庄司智久。ロッテでは1番を打った。

この年は投手日照りだった。変則左腕の永居が最多勝だが、先発としては竹内か。微妙なところだ。
川原も同様に中継ぎ投手だった。
控えには吹石、行沢、岩井という内野の控え選手、そして南海、巨人で代打の切り札だった山本雅。彼は暴行スキャンダルで話題になったこともある。



有名選手が多くいるが、選手層はそれほど厚くない。

このほかには岡義明、劔持貴寛、藤瀬史朗、笠間雄二、二宮至などの顔ぶれも。レギュラーではなかったが、何らかの個性が光った選手が多い。

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