アトランタ・ブレーブス=ATLは、30球団でもトップクラスの救援投手陣で持っている。
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ティム・ハドソンがエースの活躍。マイク・マイナーが成長、3年目のブランドン・ビーチ―も順調な滑り出しだったが、6月中旬にDL入り。トミー・ハンソンはローテを維持したが、内容的にはいまいちだった。
先発4、5番手はしっかり定まらなかった。夏以降、クリス・メドレンが中継ぎから先発に転向して光明が見えつつある。

しかしATL投手陣の真価は先発が降板してから発揮される。
昨年からすでに、リーグ屈指のクローザーだったキンブレルが、歴史的な数字を残した。62.2回を投げて27被安打、14四球。この投手からは点を奪うのはおろか、出塁さえ難しい。DIPSは、何と0.71である。

その前を投げるエリック・オフラハティも、素晴らしい成績。この投手は被本塁打が極めて少ない。
さらに、7月に初昇格したクリス・アビランも安定した成績を残した。

投手成績のリーグ順位

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リーグ中の上の成績だが、抜群の救援陣があるので、戦力的には高い。

キンブレル24歳、オフラハティ27歳、アビラン22歳、これに続くギアリン26歳。若い救援陣は今季も健在だろう。

ATLの課題は、先発陣の充実だ。強大化しつつあるワシントン・ナショナルズに対抗するためにも、もう1枚、しっかりしたスターターが必要だ。


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