ロサンゼルス・ドジャース=LADにとって、昨年は今年の反転攻勢へ向けての準備の期間だったかもしれない。特に打線はその傾向が強い。
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マット・ケンプ、アンドレ・イーシアという打の二枚看板に元気がなかった。また、ジェームス・ロニーも昨年ほどではなかったが、チームは、主に投手力で2位となった。

そのことが重要だったわけではない。LADはフラッグシップディールでボストン・レッドソックス=BOSから、エイドリアン・ゴンザレス、カール・クロフォードという大物二人を獲得した。クロフォードはDL入りしたままだったが、ゴンザレスは後半戦、中軸に座った。

また、スピード感のある遊撃手、ハンリー・ラミレスもマイアミ・マーリンズ=MIAから獲得した。この選手は近年低迷しているが4年連続3割を打ったことがある。

同じタイミングでシェーン・ビクトリーノをトレードで獲得したが、オフにFAに。ビクトリーノはBOSに移籍した。

さらに守備範囲の広い二塁手マーク・エリスをコロラド・ロッキーズから獲得した。

打撃成績のリーグ順位

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もともとドジャー・スタジアムはピッチャーズパークであり、打線は多くは望めない。
しかし、今期は相当な補強をした。

トミージョン手術明けのクロフォードが、開幕から出場できそうだ。外野は右翼イーシア、中堅ケンプ、左翼クロフォード。

内野も顔ぶれを一新。足のあるディー・ゴードンがユーティリティ的な使い方になりそうなのが、もったいない感じだ。

満を持して2013年の開幕を待つという感じである。

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