実は谷繁の記事で「実働年数」にふれなかった。これにはわけがある。実働年数だけは谷繁を上回る捕手が現役にいるのだ。日本ハムの中嶋聡である。
今年も選手名鑑に名を連ねている。2007年からコーチ兼任だが、昨年も3試合に出場。実働年数を「26」に増やした。これは谷繁よりも1年多い。

NPBの実働年数の記録は、工藤公康の29年、野村克也、中嶋聡、山本昌が26年でこれに続いているが、今年中嶋が1試合でも出ると野手では単独1位になる。

キャリアSTATS

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阪急ブレーブスを知る最後の選手である。また、山本昌とともに、昭和からプレーしている選手である。
88年は山田久志の球を受けていた。阪急、オリックスでは今井雄太郎、佐藤義則、星野伸之、西武では松坂大輔、日本ハムではダルビッシュ有の球を受けた。今年、大谷翔平の球を受けるかもしれない。

1948年生まれの山田久志から1994年生まれの大谷翔平まで、46年の年齢差のある投手の球を受けることになればこれも稀有のことだ。

とはいっても、全く戦力ではないブルペン捕手に近い中嶋が細々と命脈を保っているのは奇異なことではある。
抜群の強肩が評価されているとも言われるが、この出場試合数ではそうとも思えない。

中嶋がオリックスで第一線の捕手になったのは、イチローが入団する前だ。そのイチローが今年10月には40歳になろうとしている。中島は開幕前には44歳になる。



こういう使われ方なら、30年くらいは楽に現役がつとまりそうだ。珍重すべき記録かも知れないが、何の意味があるのかとも思う。

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