打高投低が、3年前まで長く続いてきたこともあり、2000本安打を射程内にとらえている選手は列をなしている。
現役打者安打数ランキング。2000本安打までの残数、昨年の実績、その打者の平均打率で打つとして2000本安打までに必要な打数、その試合数換算(1試合4打数として)をつけた。

2000HITS-NPB-2013




昨年、金本和憲、石井琢朗、小久保裕紀が引退、現役の2000本安打者は4人となった。まだ安打数を伸ばしそうなのは稲葉と宮本。小笠原が厳しい立場に立たされている。

ラミレス、谷繁、中村は当確を打ってよいだろう。

谷はここ3年の安打数は42、37、59。今年の達成は厳しそうだ。以前から言っているのだが、他球団ならとっくにクリアしていたはずだ。

山崎は2000本を目標にしたいところだろうが、厳しいのではないか。ただ成績が下がっても現役続行を繰り返しているので、4年ほど現役を続ければ可能になろう。

福浦も微妙だ。

和田は40歳だが、昨年、統一球を克服しつつあった。可能性はあると思われる。

現役唯一の三冠王、松中も相当厳しい。

アライバは、衰えを見せていないし、年齢も若いのでともに達成する可能性があろう。同一チームの同時期の二遊間が達成すれば史上初だ(二塁、三塁では山崎裕之、有藤道世があるが山崎は西武に移籍後達成、一三塁はON)。

新井兄は急速に衰えているが、可能性はあると見た。

松井稼は、日米合わせ技で名球会には入っている。今期次第でNPB単独での2000本が見えてこよう。

高橋由も起用されているが結果を出しているとは言えない。厳しそうだ。

金子誠も負傷明けであり、微妙か。

金城は若いがレギュラーを離れている。

最近、2000本安打にこだわる打者が多いので、無理目だと思える選手でも到達する可能性が高いように思う。統一球によって、やや時間がかかるようにはなったが。
2000本安打は一般紙の一面を飾るお約束だ。今季は何回、そういう紙面を見ることになるのだろう。

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Classic Stats


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