ナリーグではキャンプ招待選手が少ないのはワシントンとサンフランシスコ、多いのはピッツバーグ、マイアミ。
NRI(Non-Roster Invitees)という名前で呼ばれる選手たち。契約自体はマイナーだが、キャンプ中に成績を上げればメジャー契約となる可能性がある。3月末までに、ふるいにかけられる身分だ。
ナリーグのめぼしいNRI選手。

NRI-NL-2013


阪神でセットアッパーとして活躍したアチソンは、ボストン・レッドソックスでも素晴らしい成績を上げたが、マイナー契約。開幕前に36歳になる年齢が影響しているのだろうか。
フェリシアーノもソフトバンクにいた。2010年にはMLB最多の92試合に投げたが、肩を壊してニューヨーク・ヤンキースでは活躍できず。この境遇にいる。
ワシントンのミカ・オウイングスは投手から打者転向。既報。
巨人にいたオビスポ、アルバラデホもNRIからMLB昇格を目指す。
シアトル・マリナーズでイチローの同僚だったショーン・フィギンス、ミゲル・オリーボもNRIから再スタートだ。
幻の完全試合をピークに不振が続くガララーガもこのリストにいる。



高橋尚成も、シカゴでMLB昇格を目指す。このクラスになれば、ある程度目算が立つのではないか。
ダルビッシュの相方だったトレアルバも、職探しの境遇だ。厳しいものだと思う。

ところで、日本ハムを海外FAになった田中賢介は、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んで招待選手になったと報じられたが、今日の時点でNRIにもアクティブ・ロースターにも名前がない。(ESPNのロースターには名前がある)。田中自身はブログで88番をもらったと書いているが。
何か手違いがあったのだろうか。気になるところである。

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Classic Stats


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