昨年の成長分を考えてか、千葉ロッテはほとんど補強をしなかった。
打線を見る。えんじ色は規定打席。

Lotte-Ba




捕手は、里崎が安泰。的場は引退したが、顔ぶれは変わらず。田村龍弘は高卒だし、ライバルになるには時間がかかろう。

一塁は大松が不振から抜け出すかどうかにかかっていよう。2010年5番を打っていたころの勝負強さはなくなった。統一球の影響は深刻である。ホワイトセルらとの併用ではなく、固定したいところだ。

二塁、三塁、遊撃は鉄板ではあるが、井口に衰えが目立ち始めた。代わるべき人材が見えないのが不安なところだ。今江も迫力がない。

外野は角中は間違いないところだろうが、WBCに選ばれれば不安が無きにしも非ずだ。
その他は小粒な選手がちらほら。伊志嶺あたりが中軸を打つべきだとは思うが。

昨年は、シーズン半ばまで首位を走っていた。陣容としてのまとまりはある。しかし新鮮味、伸び代を感じない打線ではある。

緊縮財政は続いていると考えるべきだろう。

伊東新監督は、これらの選手をどのように料理していくのだろうか。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。西川佳明
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