リーグ中位の投手陣は、大きな変動なし。ベテランが多いなか、このままいけば目減り感は否めない。
投手陣を見る。えんじ色は規定投球回数以上。

Seibu-Pi


岸、牧田の二人の先発投手は53先発で39QSと安定感があった。まだ働き盛りであり、今季も期待できよう。
野上も規定投球回数に到達する可能性がある。

しかし、今年39歳になる石井一久、40歳になる西口文也という超ベテランに頼らざるを得ない現状は、不安が残る。西口は200勝までという気持ちがあるだろう。また石井もまだ通用はする。
しかし、いつゲームオーバーになっても仕方がない年齢ではある。通用しても長い回数は投げられず、後続への負担が大きい。



大石、十亀、菊池、小石という若手にめどが立ち始めているのは良い傾向ではある。こうした若手がベテランといかに交替できるかがポイントだろう。ドラ一の増田達至も社会人出身であり、戦力として期待できよう。

涌井にはWBCでの抑え役の期待が高まっているが、年齢も若く、シーズンも計算できる。
さらに広島から獲得したサファテも戦力ではある。

新陳代謝が進めば投手陣は昨年よりも底上げできるだろう。

しかし、楽天が投打に戦力を盛り上げ、ロッテもポテンシャルが高い中、ポストシーズン進出は厳しい戦いと言わざるを得ない。

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