まるで無観客試合のよう。両サイドベンチと観客席が喧嘩すれば、ベンチが勝ちそうな客の入りだった。
WBC PoolA 全選手STATS
キューバの先発はベタンコート。スライダーを武器にすいすい投げる。中国にはこういう投手はいないのだろう。まぐれあたりの右前打が1本あっただけで、各打者がどう攻めていいのか、困惑しているような感じだった。
キューバは中国の先発、李鑫の遅くて制球の悪い球に多少戸惑いを見せたが、実力差はいかんともしがたい。
キューバはちょこんと当てていたが、次第にタイミングが合ってくると、どんどんバットを振り始めた。
4回、5回と本塁打が飛び出し、コールドゲームの様相。アブレウの当たりは弾丸のようだった。
中国は、一塁の褚夫佳がアピールプレーを理解できないなど、基本的なレベルでの格差を感じた。何せ、昨年は公式戦が無かったのだ。MLBにとってはよい市場かも知れないが、出てくるのは場違いだったかもしれない。
母親が日本人の19歳、青森山田高出身の岡村が7回に代打で出て内野安打。これが唯一の見せ場だった。
これで日本とキューバが勝ち抜け。
相手が弱くても、中々点を取りに行かない日本、むんずと掴み取るキューバ。どちらが良い野球をしているのか。
その答えは6日の試合で出るだろう。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1971年の救援投手陣 パリーグ
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キューバのスイングスピードなどに現れる身体能力的優位性が日本の技術に裏打ちされた技術的優位性より格下相手には発揮され易いと感じた次第。
というかそう思いたい…。
まぁ野球というのは
「10-0」
で勝った翌日に
「0-1」
で負けるスポーツ。
明日は
『能見-杉内-摂津』
で勝てば良いのです!