まるで無観客試合のよう。両サイドベンチと観客席が喧嘩すれば、ベンチが勝ちそうな客の入りだった。


PoolA Ch-Cu 20130304


WBC PoolA 全選手STATS

キューバの先発はベタンコート。スライダーを武器にすいすい投げる。中国にはこういう投手はいないのだろう。まぐれあたりの右前打が1本あっただけで、各打者がどう攻めていいのか、困惑しているような感じだった。

キューバは中国の先発、李鑫の遅くて制球の悪い球に多少戸惑いを見せたが、実力差はいかんともしがたい。

キューバはちょこんと当てていたが、次第にタイミングが合ってくると、どんどんバットを振り始めた。

4回、5回と本塁打が飛び出し、コールドゲームの様相。アブレウの当たりは弾丸のようだった。

中国は、一塁の褚夫佳がアピールプレーを理解できないなど、基本的なレベルでの格差を感じた。何せ、昨年は公式戦が無かったのだ。MLBにとってはよい市場かも知れないが、出てくるのは場違いだったかもしれない。

母親が日本人の19歳、青森山田高出身の岡村が7回に代打で出て内野安打。これが唯一の見せ場だった。



これで日本とキューバが勝ち抜け。

相手が弱くても、中々点を取りに行かない日本、むんずと掴み取るキューバ。どちらが良い野球をしているのか。
その答えは6日の試合で出るだろう。

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