WBC、個人成績を見て行こう。ベスト9(優秀選手)も発表された。
打者、20打席以上 グレー地はベスト9

Best9-Bat


公式サイトは試合数×2.7で、ラウンド1で敗退したチームの選手も含めているので、カナダのソーンダースが首位打者だということになっているが、20打席以上では井端がトップ。

惜しむらくは、井端はフル出場していないのだ。打席数は20に過ぎない。日本は7試合しているからフルならば5打席は増えたはず。起用法に問題が無かったとは言えない。



MVPのカノは、安打数、二塁打数、塁打数で1位。決勝戦は無安打だったが、もっとも手数が多く危険な打者だったのは間違いない。

アンヘル・パガン、レイエスとプエルトリコ、ドミニカの1番打者が選ばれている。遊撃手ではオランダのシモンズが目立っていた。最多得点も獲得しているし、レイエスより貢献度は高いと思われるが名前負けか。

捕手はマウアー、阿部を差し置いてモリ―ナ。これは異論がないのではないか。地味だがドミニカの捕手、サンタナの9四球も光る。

エンカ―ナシオンはWBCでは三塁を守ることが多かったが、一塁で選出。イタリアのコラべロやオランダのカート・スミスの方が内容は上だったと思うが。

また3試合しか出ていないカナダのソーンダースも選ばれた。打点王のライトは妥当だとは思うが。

キューバの選手も選ばれていないし、どうもMLBの選手が優遇されているように思える。

特にオランダ、イタリアのマイナー選手に光を当ててもらいたかった。


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