昨日まで、MLB公式サイトでDaisuke Matsuzakaを検索すると、STATUSの項目にNRI(Non Roster Invited)と出ていたが、今日はReleasedになっている。そのまま訳せば契約解除である。
昨日までは、松坂はクリーブランド・インディアンス=CLEの公式サイト内で紹介されていたが、今はMLBのサイト内に移っている。背番号20を与えられ、マイナー契約でキャンプ招待選手だった松坂大輔は、今日から身分的には「無所属」の「自由契約」になった。
松坂は今、MLBのどの球団にも属していない。どの球団とも契約できるが、この身分のままではマイナーの試合であっても、出場することはできない。

恐らくは、このリリースはCLE側のマネジメントの都合によるのだろう。
MLB各球団は開幕までに25人のアクティブ・ロースターと40人の40枠ロースターを決定しなければならない。
この枠を争って、マイナー契約でキャンプに招待された選手=NRIがしのぎを削っていたのだが、NRIの中には松坂のように開幕ロースターに残るか残らないかで条件が違う契約を結んでいる選手もいた。

球団としては、この契約をいったん破棄し、シンプルなマイナー契約を結びなおすつもりなのだろう。他球団に移る余地はあるが、現実的には難しい。



テキサス・レンジャーズの建山義紀も、NRIからマイナー落ちしてから、マイナー契約を結びなおしている。これは既定路線のようだったが。
松坂の場合も、同様の扱いになろう。契約条件は厳しいものになるだろう。
数年前はサイ・ヤング賞候補にもなり、日米の注目の的だったあのDice-Kが、こういう扱いになるのは、うたた哀れを誘う。厳しい世界である。
公式サイトでは松坂を「ベテラン日本人」と紹介している。これも今昔の感がある。

CLEには、42歳のMVP男、ジェイソン・ジアンビもいる。明日までにアクティブロースターに載らなければ、彼もFAになる。成績(.207 3HR 5RBI)を考えれば、難しいともいえるが、実績は一考の価値があるのだろう。

松坂はかつての井川慶のようにAAAで好成績を上げてMLBを目指すことになる。特別扱いは一切ない。
ほんの数年前まで、私は松坂大輔の試合を見るために時間を割いて、BSやJ-Sportsの前に座り、公式サイトを注視していたのだ。それを考えると非常に悲しいことだ。

良いときの松坂大輔をよく知るフランコナー監督は、必ずやチャンスをくれるはずだ。



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