打者では青木という大きな穴が出来たが、投手陣は大きな戦力ダウンはなかった。
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館山昌平は抜群の投球を見せていた。また石川も安定感があった。ポストシーズンでは村中がロングリリーフで活躍。赤川にも使えるめどが立った。由規もフルシーズンでの活躍が期待できるが、先発投手は、それでもまだ心許ない。

ここに台湾球界の大エース、オーランド・ロマンを獲得した。台湾プロ野球はKBOよりも実力的に数段落ちる。実績はあくまで参考程度だが。

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プエルトリコ出身。1999年のドラフト31順目でニューヨーク・メッツ=NYMへ。同期にはジョシュ・ハミルトンやジョシュ・ベケットがいる。全体946番目だから注目される存在ではない。

マイナー生活10年を経て台湾へ。ここで初めてまともな成績を上げた。150km/hの速球を持つ本格派と言われるが、SO/BBはよくない。アメリカで成績が上がらなかった選手が韓国や台湾へ行って開花する例は、タイロン・ウッズなどいくつかあるが、ロマンがNPBで通用するかどうかはわからない。

救援陣では、林昌勇にやや陰りが見える。また昨年中盤まで華々しい活躍だったルーキー久古は、途中で息切れ。2年目に復活するだろうか。

新人では日本文理大の木谷良平の評価が粗削りながらも高い。この投手は抑えに回るかもしれない。
打線が確実に低下することが予想される中、投手陣の踏ん張りが必要だ。新メンバーの活躍が必須のヤクルトだ。

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