このところの日本人投手への援護点のなさは異様でさえある。因果は巡るというが、春先に運を使い果たしたような感がある。
昨日のダルビッシュは、6月8日に続いてのトロント・ブルージェイズ戦。前回はエンカ―ナシオン、ラスムスに痛打され2失点。

Dar-20130613


立ち上がりからカッターを投げるが、コントロールが定まらない。2死からエンカ―ナシオンを歩かせるのは前回登板と同じだが、リンドを打ち取る。

2回、下位打線を三者凡退。スライダーの切れが良い。
味方が1点を先取。

3回、ボニファシオに安打を打たれ、川崎を歩かせる。下位から崩れるのはダルのパターン。
そしてメルキー・カブレラに右前に運ばれ、同点。しかしバウティスタで併殺。ダルビッシュはバウティスタを全然恐れていない。

4回、イズトゥリスに二塁打を打たれるが事なきを得る。この試合の出塁はここで打ち止め。
5回、6回、7回は三者凡退に打ち取る。
ボールが多く、無駄球もあったが、スライダーの切れが良い上に、トロントの打者が3ボールから手を出したこともあり、走者が出なかった。

7回降板時点で同点。8回に2点を奪われる。



ダルビッシュはこれで5試合連続白星付かず。そのうち4試合がQS。援護点はわずか12点。テキサス・レンジャーズが貧打になったからではあるが、やりきれない登板が続いている。

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