このところの日本人投手への援護点のなさは異様でさえある。因果は巡るというが、春先に運を使い果たしたような感がある。
昨日のダルビッシュは、6月8日に続いてのトロント・ブルージェイズ戦。前回はエンカ―ナシオン、ラスムスに痛打され2失点。
立ち上がりからカッターを投げるが、コントロールが定まらない。2死からエンカ―ナシオンを歩かせるのは前回登板と同じだが、リンドを打ち取る。
2回、下位打線を三者凡退。スライダーの切れが良い。
味方が1点を先取。
3回、ボニファシオに安打を打たれ、川崎を歩かせる。下位から崩れるのはダルのパターン。
そしてメルキー・カブレラに右前に運ばれ、同点。しかしバウティスタで併殺。ダルビッシュはバウティスタを全然恐れていない。
4回、イズトゥリスに二塁打を打たれるが事なきを得る。この試合の出塁はここで打ち止め。
5回、6回、7回は三者凡退に打ち取る。
ボールが多く、無駄球もあったが、スライダーの切れが良い上に、トロントの打者が3ボールから手を出したこともあり、走者が出なかった。
7回降板時点で同点。8回に2点を奪われる。
ダルビッシュはこれで5試合連続白星付かず。そのうち4試合がQS。援護点はわずか12点。テキサス・レンジャーズが貧打になったからではあるが、やりきれない登板が続いている。
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※私が取材して記事にしている滋賀県のサイト。良かったらお読みください。
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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1956年のパ救援投手陣
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5回、6回、7回は三者凡退に打ち取る。
ボールが多く、無駄球もあったが、スライダーの切れが良い上に、トロントの打者が3ボールから手を出したこともあり、走者が出なかった。
7回降板時点で同点。8回に2点を奪われる。
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たまにすっぽ抜けはありますが、スライダーは安定していい変化をしてますし、カットボールが決まり出すと打者は手の打ちようがない感じでした。
最近はやや4シームが減っていますが、制球に不安があるのか、あるいは疲れで球威が出ないのか。いずれにせよ、今のダルビッシュは完全にスライダー投手ですね。昨年のような多くの球種を駆使するスタイルは封印し、その日万全の状態にある球だけで勝負するようになったのでしょう。現実的な方向転換だと思います。
6月中はこのまま快調に飛ばすと思います。問題は7・8月ですよ。
この時期テキサスの月間降雨量は50〜60mmと、東京の1/3程度の乾燥気候になりますので、ボールが実によく飛ぶようになる。この時期はダルに限らず、テキサス投手陣にとって受難の時期となります。
よってこれ以上オークランドに離されるようだと、早々にボルティモアとのワイルドカード争いに回る公算が高まっていくでしょうね。