長い目で見れば山﨑を放出したことは決して悪いことではないと思われる。そして星野楽天は、現実的な補強をしている。
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ホセ・フェルナンデスは今年NPB10年目、昨年の成績は大したものではなかったが、DHのベスト9に選ばれている。37歳になるが、衰えは感じられない。同じくらいの数字を上げれば、山﨑の穴は十分に埋まる。

新外国人のルイス・エンリケ・テレ―ロはフェルナンデスと同じドミニカン。

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強肩の外野手だと言われるが、打撃が弱いためにMLBではレギュラーになれず、独立リーグ、マイナーでのプレーが続いたが、年々パワーをつけてきた。昨年、メキシカンリーグで突如打撃開眼し、97試合で38本塁打.390を打った。大化けする可能性がある。面白い存在だと思う。

聖澤という屈指のリードオフマンが出現した楽天。しかしレギュラーで固定されている選手は少ない。ポジション争いがあるだろう。松井稼は、昨年なみの成績では評価されない。特に打率を上げる必要があるだろう。岩村はまずレギュラー確保が目標になろう。

山﨑を含め昨年1軍に出ていた選手を7人解雇。年俸総額も25.1憶円から22.2憶円に圧縮された。しかしそれでも選手を入れ替えている。首切りを奨励するわけではないが、新生球団楽天にも、そろそろ新陳代謝が必要な時期が来ている。

厳しい経済環境の中で星野楽天はやる気がある、といってよいと思う。

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