岩隈は、ずっと好調を維持している。しかしながら、MLBの打者たちは攻略法を見つけつつある。
インターリーグ、シカゴ・カブスはナリーグ中地区で4位。相変わらず冴えないチーム。
1回はバルブエナ、カストロ、シアホルツを9球で退ける。ボールは1球しか投げない。
2回、あと35本で名球会入り?のソリアーノがスライダーを叩いて中前打。1死後、スイーニーがシンカーを振りぬいて3塁打。二塁フランクリンの悪送球でスイーニーも帰ってくる。最近、アクリーは外野に回っている。
3回、7球で3者凡退。ボールは1球も投げず。
4回、二死からリゾが初球のスライダーを叩いて二塁打。これがポイントだった。岩隈は中盤以降、スライダーでカウントを整えに来る。シカゴ打線はこれに的を絞り始めた。
5回、3者凡退。注目すべきは2人がスライダーに手を出したこと。
6回、この回はスライダーを投げず。さらに遅いカーブを使い始める。
7回、しかしソリアーノは初球のスライダーを左翼席に運んだ。さらに二死後、これも初球の速球をナバーロがバックスクリーンへ。
岩隈が、初球からきっちりストライクゾーンに投げてくることを予測し、狙い球を絞ったのだ。
動揺したかボグセビックに安打を打たれる。QSを逸したことも脳裏をよぎったか。
8回立ち直って、3者凡退。味方が裏に同点に追いついたために負けはなくなった。
8回をわずか90球でまとめる。
今季15本目の被本塁打。防御率2.42は依然リーグ2位、WHIP0.88はリーグ1位、被安打率.203はリーグ5位、SO/BB5.94もリーグ1位。
被本塁打と言う病気を克服しないと、勝ち星はめぐってこない。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1957年のパ投手陣 新人稲尾の大活躍
1回はバルブエナ、カストロ、シアホルツを9球で退ける。ボールは1球しか投げない。
2回、あと35本で名球会入り?のソリアーノがスライダーを叩いて中前打。1死後、スイーニーがシンカーを振りぬいて3塁打。二塁フランクリンの悪送球でスイーニーも帰ってくる。最近、アクリーは外野に回っている。
3回、7球で3者凡退。ボールは1球も投げず。
4回、二死からリゾが初球のスライダーを叩いて二塁打。これがポイントだった。岩隈は中盤以降、スライダーでカウントを整えに来る。シカゴ打線はこれに的を絞り始めた。
5回、3者凡退。注目すべきは2人がスライダーに手を出したこと。
6回、この回はスライダーを投げず。さらに遅いカーブを使い始める。
7回、しかしソリアーノは初球のスライダーを左翼席に運んだ。さらに二死後、これも初球の速球をナバーロがバックスクリーンへ。
岩隈が、初球からきっちりストライクゾーンに投げてくることを予測し、狙い球を絞ったのだ。
動揺したかボグセビックに安打を打たれる。QSを逸したことも脳裏をよぎったか。
8回立ち直って、3者凡退。味方が裏に同点に追いついたために負けはなくなった。
8回をわずか90球でまとめる。
今季15本目の被本塁打。防御率2.42は依然リーグ2位、WHIP0.88はリーグ1位、被安打率.203はリーグ5位、SO/BB5.94もリーグ1位。
被本塁打と言う病気を克服しないと、勝ち星はめぐってこない。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1957年のパ投手陣 新人稲尾の大活躍
というのは、セーフコフィールドで1試合複数被本塁打を打たれたことがなかったんです。ところが、前回アスレチックス戦から2試合連続で続いていますしね。打たれたのは真中の甘い球だったとはいえ、気がかりではあります。
この試合、マリナーズの新人メジャーリーガー、フランクリン、ズニーノ、ミラーの3人が揃って活躍をみせましたね。岩隈に利得をもたらしてきたライアン=アクリーの鉄壁の二遊間も解体され、戻ってきたアクリーはセンターで出場していましたしね。