岩隈は、漫然と投げているわけではない。被弾を減らすための工夫を凝らしている。しかし、調子が上がったMLB打線は簡単に攻略できない。
今季の岩隈の投球数NPとストライク%
昨日の岩隈は、意識してボールを散らしていた。いつもより10球以上ボール球を投げていた。コントロール抜群の岩隈は、それでも歩かせる恐れはほとんどなかった。
捕手が41歳のヘンリー・ブランコに代わっていたことも大きかったかもしれない。いつもより老練な配球だった。ブランコはマイク・ピアッツアの控えだったこともある捕手だ。
1回、先頭のキンズラーにはやや手こずるも、三者凡退。落ちる球は投げなかった。
2回、先頭のエイドリアン・ベルトレに1-2からの6球目を左翼に運ばれる。6/9以来本塁打が出ていなかったベルトレだが、一歩踏み込んで打っている感があった。
しかし後続3人はスプリッターで退ける。
3回はマーティンに安打を打たれたが、シンカーのキレがよく走者を進めなかった。
4回、ボール球を打たせる投球が冴えわたっている。3回から5回まで6人を連続ゴロで仕留める。
5回、二死からアンドルスに左前に運ばれるがマーティンを左飛に打ち取る。
6回、味方が同点に追いつくと、一転、速球系を見せつけて三者凡退。このあたり、本当にうまいなあと感心する。
7回、味方が逆転。試合が動き出す気配。ベルトレは外側から甘く入ったシンカーを鋭く振りぬいてバックスクリーンへ。失投ではあるが、打ったベルトレがすごい。
明らかに動揺した岩隈は安打、四球と続けて降板。
「一発」がトラウマになっているのではないかと懸念される。
防御率2.60は依然アリーグ1位だが、喜んでいる暇はないだろう。3試合で7被弾。解決策が求められる。
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昨日の岩隈は、意識してボールを散らしていた。いつもより10球以上ボール球を投げていた。コントロール抜群の岩隈は、それでも歩かせる恐れはほとんどなかった。
捕手が41歳のヘンリー・ブランコに代わっていたことも大きかったかもしれない。いつもより老練な配球だった。ブランコはマイク・ピアッツアの控えだったこともある捕手だ。
1回、先頭のキンズラーにはやや手こずるも、三者凡退。落ちる球は投げなかった。
2回、先頭のエイドリアン・ベルトレに1-2からの6球目を左翼に運ばれる。6/9以来本塁打が出ていなかったベルトレだが、一歩踏み込んで打っている感があった。
しかし後続3人はスプリッターで退ける。
3回はマーティンに安打を打たれたが、シンカーのキレがよく走者を進めなかった。
4回、ボール球を打たせる投球が冴えわたっている。3回から5回まで6人を連続ゴロで仕留める。
5回、二死からアンドルスに左前に運ばれるがマーティンを左飛に打ち取る。
6回、味方が同点に追いつくと、一転、速球系を見せつけて三者凡退。このあたり、本当にうまいなあと感心する。
7回、味方が逆転。試合が動き出す気配。ベルトレは外側から甘く入ったシンカーを鋭く振りぬいてバックスクリーンへ。失投ではあるが、打ったベルトレがすごい。
明らかに動揺した岩隈は安打、四球と続けて降板。
「一発」がトラウマになっているのではないかと懸念される。
防御率2.60は依然アリーグ1位だが、喜んでいる暇はないだろう。3試合で7被弾。解決策が求められる。
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「(打たれた回の前の)味方の攻撃が長くてリズムが崩れてしまった」
って言うに事を欠いてこれはないですね。
日本だけで流れたニュースならまだいいですけど。