昨日のBSで上原浩治は「クローザーもセットアッパーもやることは同じ。投げる回が1回繰り下がるだけ」と語っていたが、どうしてどうして、クローザーになった上原は、さらに凄みを増している。
6月26日、ベイリーに代わってクローザーに指名されてからの上原の成績と、それ以前の成績との比較。

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クローザーになって11試合、上原は2勝7セーブ。セーブ機会は9度で失敗は2回。驚くべきは、被安打は失敗の2度の試合だけ。他の7度のセーブ試合では1人の走者も出していない。パーフェクトに抑えているのだ。
7度のセーブ機会の被安打も与四球もゼロ。21のアウトの内13は三振。

トータルでの上原の数字も、救援投手としてはトップクラスだが、クローザー転向後の上原は、ちょっと考えられないような数字になっている。
4球投げればほぼ3球がストライク。被安打率は.125。WHIPは0.48。
どんどんストライクで攻められるから、打者は振っていかざるを得ない。これが上原の強みだ。そしてお約束のようにすとんと落ちるスプリッターを投げるのだが、わかっていても打てない。

相手打線は、上原がマウンドに上がった時点でまず負けを覚悟しなければならない。



モチベーションの上がった上原、トップギヤが入ったというところか。
間違いなく、ボストンの躍進を支えている主要メンバーの一人だ。

あとは、この調子をどこまで維持できるか。体調をキープできるかだ。

オールスター戦に出られなかったのは残念だが、良い休養にはなるだろう。後半戦も上原の凄味を増した投球を、見続けたいと思う。


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