クレイトン・カーショウとの投げ合いに気合が入ったのは間違いない。今日は、変化球の球のキレが抜群だった。
球速は151km/hが最速。黒田はもう少し速い球も投げられる。しかし、この日はスプリッター、スライダーが抜群だった、それだけ腕が振れていたのだろう。

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1回、シンカーから入る投球はいつもの通り、クロフォードは空振り三振。売出し中のプイグは1球で仕留める。この日はプイグの料理の仕方が抜群だった。エイドリアン・ゴンザレスはキレのあるスプリッターで2ゴロ。

2回、1死後イーシアに安打を打たれるが、エリスを2ゴロ併殺で切って取る。スプリッターの制球が良い。

3回、シューメーカーには際どい所を選ばれる。ウリーベ、カーショウを打ち取り、クロフォードには抜群のスプリッターで三振を奪う。

4回、今日のスプリッターは特に左打者に利く。エイドリアンは手も足も出ない感じだった。

5回、1死後エリスに中前に運ばれるが、シューメーカーをスプリッターで三振に。信に充てることは不可能。

6回、3者凡退。プイ具をいいようにあしらっている。

7回、エイドリアンがスプリッターの曲りばなを叩いて安打、しかし二塁を欲張ってアウト。飛ばしてきただけに、やや疲れが見える。
2死後、イーシアとエリスに連打されるが、シューメイカーを8個目の三振。

黒田は9回あたり4.5三振という投手だが、今日は8三振。11個の空振りを奪ったが、このうちスプリッターで6個。いかにすごかったかということだ。

カーショウ、黒田ともに無失点だったが、勝敗つかず。カーショウはホップする速球。左打者はお手上げだった。9回、失策絡みでヤンキースが3点。イチローは敬遠で出塁し、足で見せた。



良い投手のパフォーマンスが堪能できて面白い試合だった。


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