この日の岩隈は、球速がなかった。また、空振りも3つしか奪えなかった。体力的に厳しかったのだと思う。しかし何とかなると思えたのだが。
iwakuma-20130810


1回、ルクロイに左前打を打たれるがゴメスを打ち取る。下位に沈むミルウォーキー打線は、簡単に打ってくる。

2回、フランシスコを歩かせる。このあたりで、制球が良くないと思った。速球も切れが悪い。しかし三者凡退。

3回、シンカーをうまく使って料理。青木は全くタイミングが合っていない。

4回、ルクロイはタイミングが合っている。しかしゴメスを併殺に切って取る。おそらく体力的にきつい岩隈にとって、簡単に打ってくれる相手打線はありがたかったに違いない。

5回、デービスが2個目の三振。ただ売っているだけの打線という感じがする。

6回、二死からセグラに二塁打を打たれ、当たっているルクロイ。ピンチかと思われたが、初球を打ちそこなって三ゴロ。

ここまでで57球。味方の援護はないが、このまま完投するかと思えた。

しかし7回、野選を一つはさんで5連打。タイミングが合うと簡単に安打になってしまう。どこかで微妙な歯車が狂ったのだろうか。ゴメスのバント処理で体をひねったともされるが。

3失点の挙句にゲネットにホームランが出て一挙6失点。

回の最後まで投げたかったが、さらに安打を打たれて退いた。



打てなかったのは青木だけというのも情けない。
岩隈はぎりぎりで戦っているというのを痛感させられた。
再起を期してほしい。

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